長い間、販売されていたおなじみのスナック菓子が西日本限定販売になったというニュースを聞きました。
のんびりした癒し系のCMは人気だったけれど、スナック菓子としてはポテトチップスとの競争に負けてしまったのが販売不振の理由とか。
たしかに、私も子どもの頃に食べたくらいで、スナック菓子を買うときはポテトチップスが多いです。
キライなわけではないけれど、ポテトチップスほど美味しいとは思えなかったし、わざわざ買うほどでもなかったかなぁ、とニュースを聞きながら思ってしまいました。
他のお菓子でも、あんまり美味しいと思えなくて買わないものって…と考えたときに思い浮かんだのがウエハース。
おまけ付きのお菓子として販売されることも多いみたいですが、おまけ目的で大量買いされてウエハースは捨てられていたなんて話も聞きます。
ウエハースってやっぱり美味しくないものなのかなぁ?と何気なく口にしたところ、我が家のご主人様から情報が。
「ローカーのは美味しいよ」
美味しいウエハースもあった!
うちの主人がよく食べているらしいのが、この「ローカー ミニ バニラ」です。
聞けば、出先近くのカルディで購入することが多いとか。えーー、うそぉ!
カルディに関しては、私の方が何倍も詳しいと思っていただけに軽くショックを受けましたが、食べきりサイズの小さなパッケージのお菓子コーナーにあるんですって。知らなかった~。
ちょうど買っておいたものがあるというので、ご馳走になることにしました。
スポンサーリンク
イタリアのウエハース専門のメーカー「ローカー社」製は、なんと天然素材100%
一見、何の変哲もないウエハースに見えますが、パッケージを開けるとふんわりいい香り。
香ばしい小麦粉とクリームのバニラの香りかな?これは、日本のカサカサしたウエハースとは違いますね、絶対。
口に入れると、サクサクした食感と程よいクリームの甘さがベストマッチ。口どけもすごくよくて、思わずもう1枚に手が伸びてしまいます。
ローカーのサイトを見ると、創業以来、人工的な原料は一切使用しないという方針を守り続けているそうです。
遺伝子組み換え食品や合成着色料、保存料、人工香料、水素添加油脂など、大量生産される食品にはよく使われているものは使っていないとのこと。
材料にこだわれば、シンプルな焼き菓子であるウエハースもこんなに美味しいわけですね!
スポンサーリンク
さいごに
私のウエハースのイメージを覆す美味しさに感動しながら、もうひとつ「ローカー ミニ バニラ」を食べていて感心したのはその包装技術です。
ぴっちりジャストサイズの包装でしょう?
ご存知のようにウエハースは焼き菓子の中でも繊細で特に端っこや角はすぐに崩れてしまいがちです。
海外へ運ばれることを考えると、どうやってパックしたらいいか、ローカー社は相当苦慮されたのではないかと思います。
これは、あくまで私個人の想像なのですが、袋に詰める方法だとどうしてもウエハースが傷んでしまいますから、焼きあがったウエハースをぐるっと巻くような感じでパッキングしているのではないでしょうか。
ちなみにこの「ローカー ミニ バニラ」、カルディでは税込97円で販売されています。100円足らずの商品ですが、そこに込められたこだわりを思うと食べきりのミニサイズがとっても大きな存在に感じられてしまいました。
小さくても安くても、ひとつの手抜きもないこだわりの品です。
製造しているローカー社と、これを置いてくれているカルディに拍手を送りつつ、さて、頂いてしまった分のウエハースを主人にお返しすべくカルディに出かけるとしましょうか(笑)