とろとろ~のチーズをパンにたっぷりつけてパクッ!
アツアツをほふほふしながら頂くお料理なので、寒い時期のものというイメージがあるチーズフォンデュですが、とろとろチーズが大好きな私としては1年中でもオッケー。
でもまぁ、さすがに家族にまで強いるのは気が引けますので、お1人様用の小さくて手軽なフォンデュを探しにカルディに行ってみました。
冷蔵品の棚を見ると、カルディオリジナルの電子レンジで手軽に楽しめるタイプを発見…あ、その横にもっと小さな箱がありました。
てろーんと伸びたチーズの写真がありますから、これもチーズフォンデュですよね。
ん?「アリゴ?」
アリゴってなあに?
写真でおわかりのように、ポテトのチーズフォンデュと書かれています。
ポテトとチーズは相性バツグンの組み合わせではありますが、ポテトのチーズフォンデュってポテト専用という意味でしょうか?それともポテト入りのチーズフォンデュ???
箱の説明書きでは、アリゴとはフランス中南部オーブラック地方の郷土料理で、野菜のディップや肉、魚料理の付け合わせに使われるものらしいです。
何やらわかったようなわからないような感じですが、ポテトとチーズならまずいことはあるまいと思って、かごの中にIN!
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ちょこっと食べるのにちょうどいいサイズ
大きさは直径数センチ、45g入りということで、1人でフォンデュを楽しむにはちょうどいい感じですね。
付け合わせにこのまま、というよりも、お酒のおつまみに野菜やクラッカーなどのディップとして使いたくなります。
作り方というか、召し上がり方は超簡単で、アリゴの容器のフタをはずして、紙箱に戻し入れて電子レンジでチン。
500wで30秒が目安です。
機種によって差があるかもしれませんが、うちの電子レンジでは30秒でちょうどいい感じに温まりました。
普通のチーズフォンデュより伸びがいい!
てろ~んと美味しそうにきれいに伸びてますね~。
普通のチーズフォンデュの場合、量が少ないと冷めやすいのですぐに硬くなってしまいがちですが、「アリゴ」は冷めてきてもトロ~ンとよく伸びてくれます。
これは、おそらくポテトのでんぷん質のせいではないかと思います。
チーズ+ポテト、考えた人すごいですね!
フランスのオーブラック地方の郷土食ということですが、オーブラック地方がどのあたりなのかまるで見当がつかず、調べたところプロヴァンス地方の西側の山間部でした。
この地方は、古くからチーズが有名で古代ローマの博物学者も著書で触れているようですから、本当に古い歴史を持つチーズの産地なのですね。
もっとも、アリゴのようなポテトとの組み合わせは、じゃがいもが南米からヨーロッパに伝えられたのが15~6世紀頃、一般に普及したのが17世紀頃とされていますので、古代ローマ時代からアリゴがあったわけではありません。
でも、仮に18世紀頃と考えても、かなり古い伝統料理と言えますよね。
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さいごに
さて、歴史のあるポテトのチーズフォンデュ、気になるお味の方は?
クラッカーにつけて食べてみます。
うん、ポテトとチーズですね、そのまんま(笑)
チーズ自体のクセはあまりなくて、食べやすいチーズです。そこに、マッシュポテトを足した感じ、と言えばわかりやすいでしょうか。
ポテトがプラスされることで、おそらく普通のチーズフォンデュよりカロリーは抑えられていると思いますので、ダイエット中の方でもイケちゃうのではないかなと思いますよ。
特別にバケットや温野菜を用意しなくてもクラッカーなどがあれば、簡単なおつまみとして利用しやすいのがGOODですね。
ちょっとめずらしいフランスの郷土食アリゴ。
「カルディオリジナル アリゴ」で手軽にお家で楽しんでみてください!