秋になると美味しくなる食材の中でも、欠かせないもののひとつが”鮭”。
スーパーのお魚売り場でも、わざわざ”秋鮭”とあるくらいですから、他の時期のものとは一味違います。鮭は秋になると産卵のために生まれた川に戻ってきます。
海から長い川を遡るエネルギー、つまり脂を蓄えていますから帰ってくるのが長い川であればあるほど美味しいとされています。
私たち日本人は、古くから鮭との結びつきが強く、奈良時代に書かれた風土記に鮭のことがあるのだそうですよ。
平安時代から江戸時代にかけて、鮭は貴族や大名への貢物として献上される貴重品でもありました。
今は誰でも気軽に食べられるようになった秋鮭を、ちょっとオシャレにしたのが今回ご紹介する《カルディオリジナルパスタソースサーモンクリームディル風味》です。
ディルって何?
国産の秋鮭と爽やかな香りのディルを加えて煮立たせた濃厚クリームパスタソース、と「カルディ」のオンラインショップの商品説明にありますが、さてディルってどんなものだったでしょう?
ディルは、地中海沿岸・西アジア原産のセリ科の一年草で、日本名はヒメウイキョウ。日本でウイキョウと呼ばれるフェンネルとそっくりなハーブです。
紀元前4000年代から栽培されている世界で最も古い薬草のひとつで、日本に入ってきたのは江戸時代初期。ずっと生薬として使われてきましたから、食用となった今でもやはりカラダによいハーブなのですよね。
ディルの効能としては、胃腸機能の促進、口臭予防、女性特有の悩みの解消、リラックス効果があげられています。ハーブティとして使われることもありますが、フェンネル同様にお魚のお料理によくあうので、『お魚のハーブ』とも呼ばれています。
ということは、秋鮭にもぴったり!ですよね。
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カルディオリジナルパスタソースサーモンクリームディル風味はレトルトパウチに入ってます
箱の中にはレトルトパウチに入ったクリームソース。これで1人前ですので、パスタも1人前。
フェットチーネや太めのロングパスタによくあうということですから、パスタも100g程度を目安にご準備くださいね。
お湯で温める場合は、封を切らずにそのまま熱湯の中に入れて5~7分沸騰させます。お鍋がひとつだけの場合は、パウチとお湯をボウルなどに移しておいて、お鍋でパスタを茹でるとソースが冷めません。熱いお湯には十分注意してくださいね。
電子レンジの場合は、中身を深めの容器に移してラップをし、500W約1分、600Wで約30秒加熱します。いずれも機種や器によって異なりますので、様子を見ながら加減してください。
このソースはフライパンでも調理できます。適量のオリーブオイルとソースを弱火で温めた後、茹でたてのパスタを加えてよくからめればOKです。
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フィットチーネに合わせてみました
今回は、お湯であたためたソースを茹でたフェットチーネにかけて作ってみました。
秋鮭が小さくなってしまっていてちょっと悲しい感じですが、お味の方は白ワインにぴったりの本格派!アツアツのパスタとちょっと冷やした白ワインで小洒落た雰囲気が楽しめますよ。
メインにお魚かお肉のお料理がある場合は、そのまま。パスタがメインの場合は、秋鮭をさっとボイルするかオリーブオイルで焼いて加えるとボリュームもアップして美味しく召し上がれると思います。
カルディオリジナルパスタソースサーモンクリームディル風味は、いつもとはちょっと違う秋らしいパスタが食べたくなったときに、おススメしたい本格風味のパスタソースです。