今やスーパーやカルディなどでも手に入りやすく、ご家庭でも気軽に楽しめる生ハム。産地によって味も熟成方法も異なり、好みもそれぞれ違うと思います。これからの季節はパーティーなどでも大活躍ですよね！
今日は生ハム好きの我が家が冷蔵庫に必ず入れている、カルディの「ハモンセラーノ」をご紹介します。
生ハムと言えば、昔は大人の味だと思っていましたが、こうしてどこでも手に入るようになり、幅広い世代でお馴染みになっていますよね。その中でも世界三大生ハムといわれるものが、イタリアのプロシュット（プロシュート）・中国の金華火腿・そしてスペインのハモンセラーノです。
ハモンセラーノは、スペインの伝統的な作り方で塩漬けし、乾燥し、熟成した生ハムです。スペイン産では他に、ハモンイベリコもあります。
イタリアのプロシュートとの違いは、まず製法。皮を剥いで脂の状態で塩漬けするのがハモンセラーノで、その分、塩分も強く独特の風味も楽しめるので、そのまま食べるのがおすすめです。サラダやメロンと一緒に食べると美味しいのがスペインのハモンセラーノなのです。
イタリアのプロシュートは、皮のまま塩漬けするので塩分が低く、甘みがあるのが特徴です。パンなどと一緒に食べると美味しいです。
目次
カルディ・ハモンセラーノ！
カルディでいつも買っているハモンセラーノは、こちら。60g入りで399円(税込み)です。
生ハムにも色々ありますが、このハモンセラーノは、肉厚でしっかりしていて、一枚一枚重なっているため、綺麗にはぎ取ることができます。
言ってみれば、豚肉の小間切れは一枚一枚にはぎ取るのが大変ですが、しゃぶしゃぶ用スライスは非常に取りやすい!そんな感じです。どうでも良さそうなことかもしれませんが、生ハムをよく消費する人は、この「はぎ取りやすいかどうか」って大きなポイントだと思います。
大体これくらいの量だと、１～２回で使い切ってしまうのですが、それでも余らせて冷蔵庫にとって置く場合、一枚一枚綺麗にラップに並べて密封することもできますよね！
生ハムは保存できる期間が長いですが、少しでも乾燥させてしまうと端がパリパリになってきてしまうので、やはり綺麗に一枚一枚分けられるというのは大事だと思います。
難点があるとすれば、パッケージがしっかりしているため、開封するのに力が必要と感じる人もいることでしょうか。
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ハモンセラーノを使った簡単レシピ
味と香りに癖があるハモンセラーノはパンチのある料理にも合えば、素材の味を活かした料理にもアクセントとしての役割を担えます。
野菜が大好きな我が家では、ハモンセラーノを味の決め手としてサラダに加えるのがテッパン料理です！
ハモンセラーノの風味と食感を楽しむ簡単イタリアンサラダ
材料：お好きな野菜・塩少々・バジルペースト・小さじ１のビネガー・お好みでグレープシードオイルかオリーブオイルを小さじ１～２
- きゅうり、葉野菜、オニオンスライスを軽く塩で揉みます。（ハモンセラーノ自体に塩味があるので、本当に少量で構いません。）
- トマトを最後に乗せ、ハモンセラーノを好きな枚数のせます。
- バジルペーストとオイルとビネガーを混ぜ合わせて、最後にサラダにかけたら完成です！
ハモンセラーノの塩味を生かして調味料はあっさりと作るとバランスがいいですよ！
旬の食材とチーズとハモンセラーノで作るグリル焼き
小さいグラタン皿くらいの量。
カリッと焼いたハモンセラーノの食感が味わい深くて美味しいです。
材料：その時期の旬の野菜（今回はノーザンルビーというジャガイモだけを使いました）お好みの種類のチーズ（今回は普通のスライスチーズを使いました）。ハモンセラーノ。オリーブオイル少々。塩少々。
- 野菜を乱切りにします。オーブンを170度に温めておきます。
- ２ 乱切りした野菜をオーブン専用の器にのせて塩とオリーブオイルをかけ、大体15分から20分くらいグリルします。
- 野菜に火が通ったら途中で器を取り出し、チーズとハモンセラーノをのせてチーズがとけるまで火を通したら出来上がりです！トースターで大丈夫です。
ちょうど実家から送られてきた大量のジャガイモがあり、毎日飽きてしまわないようにハモンセラーノを活用したシンプル料理です。
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さいごに
イタリアのプロシュートより癖が強いハモンセラーノですが、クセの強さが逆にバジルや味の強い調味料や素材などとも合うので、今まで何か一つ足らないと感じていた料理に合わせれば味を引き立ててくれる食材でもあります。
また、ハードな赤ワインなどとの相性も抜群なのでお酒好きの方にはプロシュートよりハモンセラーノ方が個人的にはおすすめです。辛口の日本酒や焼酎とも合うんですよ！
塩味と歯ごたえがある分、グリル料理にもあいますので幅広く様々な料理に合わせられますから、生ハム初心者の方にぜひチャレンジしていただきたいですね！
